暮らし

脱プラスチック生活への道| 実践した5つのこと

最近プラスチックごみの話題を目にする機会が増えました。

とはいえ私達の生活に直接影響を与えていないので、なかなか実感できないのも現実です。

ですが、着実に私達の身体に影響を及ぼすところまできています。

プラスチックごみの問題

太平洋ゴミベルトと呼ばれる海域には廃棄された大量のプラスチックごみが浮遊しています。

2050年には海にいる魚の重量よりプラスチックごみの重量のほうが重くなると試算されています。

自然分解されない大量のプラスチックは少しずつ削られて、マイクロプラスチックと呼ばれるかけらになります。

それを魚が食べ、その魚を私達が食べることでマイクロプラスチックが体内に蓄積されていきます。

根本的な解決には大企業や政府の取り組みがない限り難しいとはいえ、少しでも世界の環境のため、そして何より私達自身の健康のために貢献できたらいいですよね。

個人でできる脱プラスチック

2019年に環境省は4つのRを軸としたプラスチック資源循環戦略なるものを策定しました。

プラスチック削減のための4R
  • Reduce:プラスチック使用量および廃棄物の削減
  • Reuse:使用済み製品の繰り返しの利用
  • Recycle:廃棄物を原材料やエネルギー源として利用
  • Renewable:再生可能資源への代替

個人でも同じように基本的にこの4つのRに沿って脱プラスチック化を進めていくことができます。

小さなところから脱プラスチックを意識するようになって、気づけばかなり日常生活でプラスチックを利用する機会が減っています。

この記事ではそんな小さな脱プラスチック生活への道をまとめてみます。

1.マイボトル

まずは一番王道なところから。

一番簡単に取り組むことができて、プラゴミが減ることを実感できるのはこれですよね。

マイボトルを持ち歩くようになって、ペットボトルを買う機会がかなり減りました。

これまで使ってきたのは通勤用はThermosの小さいもの、休日の外出時はCorkcicleかNalgeneのボトルを使ってきました。

Corkcicleはだいぶ使い込んだので、今はHydroflaskの水筒がレギュラーメンバーです。

最近はこれに自家製のレモンシロップや梅シロップを薄めたものを冷たい氷と一緒に入れて持ち歩くのがお気に入りです。

2.マイバッグ

これも王道ですよね。
マイバッグを持ち歩いてスーパーでもらうレジ袋を使わないようにする。

これを世界中の人ができるとかなりプラスチックごみの削減になると思います。

最近はこのメッシュのものを使ったりしています。

ですが、レジ袋の有料化が進んでいるなかでも、あまり削減効果は薄いようです。

個人の意識が変わらない限り難しいところがあるので、レジ袋については生分解性のものがもっと身近に出回るようになるのを期待しています。

3.脱プラ:キッチン編

ここからは我が家で実践した小さな脱プラスチック、キッチン編です。

気づいたらプラスチック製品を他のものに変えていくということを続けてきました。

実際にやってみて感じたことは、やっぱりプラスチック以外の木製やガラス製のものは使用感やデザイン、質感などがいいですよね。

道具に愛着が持てるといいますか。
ただプラスチックを減らさなきゃ、と思うのではなくお気に入りのものを揃えていくように自然と脱プラスチックができるといいですね。

米びつ

まずは米びつ。
もともとは5kgの米が入る容量のプラスチック製のストッカーを使用していました。

それをガラス製の容器に変更し、計量カップもプラスチック製からステンレス製に変えました。

米びつは少し重いですが、頻繁に動かすものではないので問題なしです。

写真だとなかなかうまく伝わらないと思うんですが質感がいいんですよね、とても。

我が家に導入したのは下の組み合わせです。

計量カップ

これはなかなかのお気に入りです。

Youtubeの料理チャンネルでも使っている人が多いので気になっていました。

アンカーホッキング社のメジャーカップ。

250ml,500ml,1000mlの3つのサイズで展開されていますが、1000mlを使うことはまずないので500mlのものを使用しています。

このただずまいがたまりません。

食材の保存容器

タッパーをホーローに

食材の保存容器としてメジャーなのはタッパーやジップロック等ですよね。

この辺も脱プラできるところです。

タッパーを使っていたものには、一部ガラス製のものもありますが、ほぼすべてホーロー容器に置き換えました。

野田琺瑯の容器を揃えました。

ジップロックをシリコン製に

ジップロックも皆さんよく使いますよね。

これはシリコン素材で繰り返し使えるものに変えました。

我が家では食品用品質として認められている100%ピュアプラチナシリコーンという素材を使っているstasher(スタッシャー)というものを使っています。

密閉できるし、耐熱&耐冷。
作りがとてもしっかりしているしオススメです。

缶入りの食材はBPAフリーを選ぶ

使うものだけではなく、食べるものもプラスチックフリーに気をつけています。

体内にプラスチックを取り入れないための脱プラスチック。

料理でよく使うトマト缶などの缶詰は缶内部の表面にビスフェノールA(BPA)という化学物質(プラスチックの材料にもなる)が使用されていることがあります。

料理で使う缶詰などはできればBPAフリーを選びたいですね。

このトマト缶はBPAフリー+オーガニックなのでまとめ買いしてます。

調味料はビン入りを選ぶ

これは脱プラだけではなく、調味料の酸化や性質の劣化を防ぐ意味も含めて調味料は必ずビン入りのものを選んでいます。

我が家で使っている醤油みりん米酢りんご酢ポン酢オリーブオイルソース八方だしなどなど全てビン入です。

詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

まな板は木製を

まな板も安いものはプラスチック製のものが売られていますが、木製のものを選んで手入れをしながら使うと愛着が湧いていいですよね。

木の製品はなんというか温もりがあって好きです。

少し黒ずんでしまったら紙やすりで削って、たまに不乾性油のオリーブオイルを薄く塗ってあげると変色したりせず長く使うことができますよ。

生ゴミ用のポリ袋を生分解性に

家庭のゴミ袋を自然で分解される生分解性のものに変えるのも一つの手です。

試験的に生ゴミ用の小さなポリ袋をトウモロコシ由来の原料の生分解性のものに変えてみました。

使い心地は想像していたよりもとてもいいです。特に問題なし。

願わくば大きなゴミ袋も含めて普及するためにもう少し価格帯が下がるといいなと思います。

4.脱プラ:日用品編

ここからは我が家で実践した小さな脱プラスチック、日用品編です。

お風呂周りや洗濯関係など、気がついたところ、できるところから少しずつプラスチック製品を減らしてきました。

気づけば日用品もだいぶ脱プラスチック化したなぁという感じです。

服はできるかぎり天然素材

これは冬になるとバチバチしてくる静電気が嫌いでそのために自然素材のものに変え始めたのがきっかけです。

自然素材のものはとにかく着心地がいい。

綿、麻がメインで,冬はウール。
これはやめられなさそうです。

もちろん静電気はかなり軽減されましたよ。

寝具も天然素材

寝具もポリエステルなどが含まれないコットンやリネンなどの天然素材のものに変えました。

特にリネンの布団カバー、これに変えたのは大当たりでした。
肌触り、洗うたびに柔らかくなる感触など大のお気に入りです。

リネン100%の寝具は値段が高くなりがちですが、そこで登場するのが「お、ねだん以上。」でおなじみのニトリです。

我が家はニトリの100%リネンの布団カバー、枕カバー、シーツを使っています。

コスパ的に抜群だと思うのでおすすめです。

>> ニトリの100%リネンシーツ

歯ブラシを竹歯ブラシへ

歯ブラシはプラスチックごみ削減にあまり貢献しないかもしれませんので、このあたりは好みですね。

外国製のものにしたせいかヘッドが少し大きくてやや磨きにくかったので、検討される方は日本人の口のサイズに合わせた国産のものを買うのをおすすめします。

5.iPhoneケースを自然素材に

iPhoneケースも意外と盲点でプラスチックを使っていたりしますよね。

私はこれまで純正のレザー製のものを使っていましたが、妻が自然素材のものに買い換えるというので一緒に変えてみました。

pela caseというブランドです。

何と100%堆肥化可能な素材でできています。

堆肥化可能とはどういうことかというと、生ゴミなどを堆肥にするために土を入れたコンポストと呼ばれるものに入れたりしますよね?

それに使い終わったpelaのiPhoneケースをぽんっと入れると自然に分解されて土に還るというわけです。

すごくないですか?土に還るiPhoneケース。

麻のわらを使ったFlaxticという独自の素材でできています。

質感もいいし、色も豊富にあるのでこれは広まったらいいなぁと素直に思います。

>>Pela caseをみてみる

素材を変えても捨てるサイクルには注意

この他にもいろいろとプラスチック製品を他の素材に変えることができると思います。

注意点としてはプラスチック製品ではなくても、使い捨てのサイクルが短いと結果としてゴミはたくさん出てしまいます。

ガラスは高温で溶かしてリサイクルできますが、原材料費が安いため実際にはリサイクルするより新しく作ったほうがコストが安くなることもあるそうです。

プラスチックじゃなければどんどん変えばいいというわけではないというわけですね。

脱プラスチックは心地が良い

お気に入りのものを長く愛用して、そもそもゴミにならないようにしていくのが理想かなと思います。

そもそもプラスチックでは長く使うことを想定した商品はそう多くないので耐久性的に難しいですよね。

そこでガラスやステンレス、ホーローなどが選択肢になります。

少しずつできるところから脱プラスチックをすることで最終的にマイクロプラスチックとなって魚などから自分たちの体内にプラスチックが戻ってくるのを防ぐことができますし、世界の環境のためにも貢献できます。

ぜひお気に入りの素材で長く使えるアイテムを揃えながら脱プラスチックをしてみてはいかがでしょうか。