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入浴後の保温効果が持続.マグネシウム入浴の効果と経皮吸収の根拠

一時期エプソムソルトがブームとなったことで知られるようになったマグネシウムを入浴剤として使う入用方法。

今更ですが実践してとても効果を実感しています。

特に入浴後の保温効果が長く続くこととぐっすり眠れるようになりました。

もしあなたが夜足が冷えて眠りにつきにくい、お風呂に入ってもすぐに湯冷めしてしまうなどの感覚をお持ちであればお風呂にマグネシウムを入れると助けになってくれるかもしれません。

マグネシウムの効果

マグネシウムそのものは人が動くための基礎エネルギーとなる細胞内のミトコンドリアにおけるATP産生の代謝に関わったり、カルシウムと協調して筋肉の収縮・弛緩をコントロールしています。

医学的にマグネシウムが欠乏すると多彩な症状を呈することが報告されています。

そこで注目されるようになったのが、お薬としてマグネシウムを飲むのではなく、皮膚からマグネシウムを取り入れる経皮吸収という方法です。

マグネシウムの経皮吸収に関する科学的根拠

マグネシウムの経皮吸収について広く知られるようになったのはイギリスのバーミンガム大学の研究です。

この研究では19名の被験者にエプソムソルト(硫酸マグネシウム)を溶かしたお風呂に12分使ってもらうことを7日間続けたところ、血液と尿中のマグネシウムが増加したと報告しました。

ただし、医学的にマグネシウム欠乏症とされる人たちに対して、経皮吸収のみで十分なマグネシウムが摂取できるかどうかについては2017年時点で世界の25本論文をまとめた報告では懐疑的なデータがでています。

この論文では正常な角質層であればイオン化したマグネシウムが透過することは難しいとしています。

最初にあげたイギリスのバーミンガム大学のエプソムソルトの入浴データは単なる報告書程度ですが、こちらの論文は学術誌のレベルも高く情報の質という点ではこちらの方が信頼できると言えます。

そのため経皮吸収が経口摂取より優れていると結論づけるのは注意が必要です。

ただし、汗腺や毛包からの吸収は少なからず認められ、お風呂にマグネシウムを入れることで微量ながらも経皮吸収はされるようです。

これらの報告から読み取れることは、治療として用いるにはマグネシウムの経皮吸収だけでは不十分である可能性がある一方で、経皮吸収もある程度はあるということ。

保温効果の持続や眠りの質を改善するためにマグネシウムを摂取するという目的であれば、入浴剤として経皮吸収をすることでも効果を得られる可能性はあると考えられます。

副作用はある?

ここも大事な点ですが、マグネシウムを入浴剤として使うことのマイナスの影響はありません。

そもそも経皮吸収で大量に摂取できるわけではないことは論文の情報からもわかりますし、仮に取れたとしても排泄されるだけなので副作用などを心配する必要もありません。

マグネシウムのお風呂での使い方

実際の使い方はフレーク状になっているマグネシウムを浴槽に溶かすだけなのでとても手軽に続けられるところもいいところです。

また、エプソムソルトという名前から塩を連想されるかもしれませんが、塩とは全くの別物なので浴槽を痛める心配がないのも大事な点ですね。

どんな効果?

マグネシウムを入浴剤として使用することの効果は下記のようなものが挙げられています。

  • 保温効果の持続
  • 眠りの質の改善
  • 乾燥肌の改善

私自身は最近お風呂の温度を42℃から40℃にさげて、マグネシウムを入浴剤として使うことで明らかに保温効果の持続と眠りの深さが改善したと実感しています。

マグネシウムが皮膚表面のタンパク質と結合することで膜を形成し、この膜が熱の放出を防ぎ入浴後の保温効果があるそうです。

また、乾燥肌や敏感肌の代表例であるアトピー性皮膚炎の方に対して、塩化マグネシウム入りの入浴剤が効果的であることを皮膚科の医師も提唱しています。

おすすめのマグネシウム

一時期話題になったエプソムソルトもマグネシウムですが、少しコスト的には高いなぁという方にはiHerbで手に入るこちらのマグネシウムフレークがおすすめ。

オランダの古代チェヒシュタイン海底の深さ1600-2000mの海水から精製された塩化マグネシウムの高濃度結晶で、一切加工がされていないものです。

私はこれを愛用しています。

入荷してもすぐに売り切れになることが多いので(私もまとめ買いしますがそういう人が多そう)、見つけたらあるうちに買ってみることをおすすめします。

まとめ

日々の睡眠が浅い、入浴後の冷えが気になる、乾燥肌が気になるという方は、入浴後もぽかぽか続き、ぐっすり眠れる効果があるマグネシウムをお風呂に入れて経皮吸収を試してみてはいかがでしょうか。