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減塩梅干しは添加物だらけ| 昔ながらの塩だけの梅干しがおすすめ

梅干しの塩分にはたくさん種類がありますが、なんとなく「減塩」の表示がある梅干しを手に取りやすくないでしょうか。

昨今の減塩を推奨する風潮の中ではそれが普通ですよね。

ところが、そもそもの梅干しの塩分は味付けだけではなく、保存料としての意味合いもあるので、減塩するということはその分何かでその作用を補わなければならないということになります。

そこでおなじみの添加物の出番というわけです。

減塩梅干しは本来ある程度の分量の塩で保っていた保存(防カビ)、色落ち防止、食感を保つという作用を食品添加物で補った商品であり、塩分は控えられるが、食品添加物をたくさん摂取する結果になってしまいます。

昔ながらの製法である梅と食塩のみでつけられた梅干しを選ぶと食品添加物の摂取を避けられます。

梅干しと塩の関係

本来梅干しをつくるには梅の重量の10-15%の塩を使う必要があります。

塩だけでつくられた梅干しの塩分濃度は18%程度のものもざらです。

そのくらいの塩を使ってはじめて、保存、色落ち防止などの効果が得られるわけです。

塩の役割を補う食品添加物

塩分を減らして梅干しを作るには、塩の役割を食品添加物で補う必要があります。

  • 味付け:化学調味料
  • 保存:ソルビン酸
  • 色落ち防止:酸化防止剤
  • 酸味:酸味料
  • 甘み:甘味料(甘草、ステビア、サッカリン)

※ 出典:みんな大好き食品添加物 食品の裏側 安部司 東洋経済新報社 2005

甘味料は甘くすることでしょっぱさを軽減し、塩分を控えたイメージを出すために付け加えられているそうです。

塩分5%の梅干しとかは、本来の作り方ではすぐに腐ってしまったり風味が落ちてとてもじゃないけどありえないそうです。

スーパーで塩分3%というのを強調した梅干しを見ましたが、その原材料はご覧のとおり添加物のオンパレード。

本来塩だけで造られた梅干しは1粒で十分満足するしょっぱさがあります。

ところが減塩だから体にいいかということで本来食べるよりも量を食べてしまい結果として塩分摂取は変わらないということも起こりえます。

塩だけの梅干し

先日、佐賀の温泉に行った際に近くの農産物直売所に立ち寄りました。

そのときにその地域の農家の方がつけた梅干しが売られていたので原材料表示を見てみました。

そうすると当たり前ですが、「梅、塩、しそ」の3つだけでした。

それが300gくらい入って360円という破格の安さ。もちろん即買いです。笑

スーパーで売っている食品添加物なしの梅干しは先日見たときはたった70gで300円くらいでした。

これがスーパーで売っている塩だけの梅干しの例。

倍の値段どころじゃないですね、直売所の手作り梅干しは100gあたり120円、スーパーで買おうとすると100gあたり約430円、3.5倍のお値段です。笑

スーパーまで流通させようとすると大量生産できない手間暇かかる本物の梅干しはそれなりのコストが上乗せされていることがわかりました。

減塩の代償は添加物の大量摂取

「減塩」の代償は「食品添加物の大量摂取」、恐ろしいですがこれが現実のようです。

安くて甘くていくらでも食べられる梅干しを選ぶのか、梅と塩だけで造られるしょっぱいけど素朴な味わいで安心して食べられる梅干しを選ぶのか。

どちらを選ぶのかは私たちの自由でそこにいい悪いはありませんが、食べることは生きることであることを考えると自然のものを食べたいと思います。

さらに、そもそも正常血圧の人は減塩しないほうがいい可能性も最近の研究で示されてきています。

減塩に関するウソ・ホントはこちらの記事をご覧ください。

1.みんな大好き食品添加物 食品の裏側 安部司 東洋経済新報社 2005