食事

これからの時代に安心・安全な食べ物を食べていくには

自分で野菜をつくるようになってから、これからの時代、安心・安全な食べ物を食べていくためには少しでもいいから自分で自給自足できる力をつけていく必要があるなと強く感じます。

食品添加物の危険性が訴えられ、残留農薬が問題になり、遺伝子組換え作物の波も押し寄せてきている世の中で、安心して食べられる安全なものはどんどん選びにくくなってきています。

添加物、農薬、遺伝子組み換えの3つのことに気をつけるとスーパーで買えるものがなくて愕然とします。

添加物は当たり前のように使われている

ありとあらゆる加工品には食品添加物が使われているのは原材料表示をみる癖がつくとすぐにわかります。

スーパーの加工品で買いたいと思えるものはほぼありません。

野菜も不自然

また自分で野菜を作って収穫してみると、いかにスーパーで売られている野菜が不自然な形で並んでいるのかわかります。

畑から収穫してきた小松菜は気を抜くとすぐにへなへなになってしまいます(水に浸せば戻りますが)。

一方、スーパーで並んでいる小松菜はいつまでもしゃきっとしている。

自分で野菜をつくるようになってそういうところに違和感を感じるようになりました。

スーパーで野菜を買えなくなってきましたが、同じ畑の先輩もスーパーではもう買わないと言っていたので畑始めた人あるあるなんでしょうね。

野菜に付着している残留農薬を落とすといわれている、ホタテの貝殻の粉末で自分の畑で作った小松菜と買ってきた小松菜を両方洗ってみると違いがわかりました。

この正体が農薬かどうかはわかりませんが、自分で作ったものにはない「何か」が付着してるということはわかります。

わかりにくいところで遺伝子組み換えも

そして、ここ最近の流れでは遺伝子組み換え作物の流れもとどまることを知りません。

食品添加物として頻繁に使用されている果糖ぶどう糖液糖などは、ほとんどが遺伝子組み換えのとうもろこしを原料としています。

こんな感じで、私達の身の回りにはいろいろな形で安全な食べ物がどんどん姿を消していっています。

安心・安全な食べ物は自分で作る

そんな世の中で安全・安心な食べ物を食べていくにはどうしたらいいのか。

それは自分で作る力を身につけるということが大事だと感じています。

コロナの影響下で市民農園を始める人が急増しているようですが、そもそもコロナとは関係ないところで食の安全はすでにおびやかされています。

少しでも自分の力で食べるものを作れる力は今のうちにつけておくべきだと感じます。

幸い市民農園も増えていますし、都市部でもシェア畑のようなサービスが増えています。

また、市民農園を借りられなくても、ベランダで野菜を育てる方法もいろいろあります。

アパートやマンション暮らしでも自分が食べる分くらいの野菜を育てる方法はやろうと思えばあるわけです。

種から育てるのが安全な道

自分で野菜を育てようと思ったら、次に気をつけたいのが市販の苗はすでに農薬まみれであることが多いこと。

ホームセンターなどで売っている野菜や果物の苗は、別の場所で種から発芽させてある程度まで育てたものを販売しているわけですが、そもそもの種自体も消毒処理されていることがほとんどです。

また、ホームセンターなどで売られている種は消毒加工されているだけではなく、一代交配種(F1種ともいう)といって種をまいてできた作物からもう一度種を採取して、次の年にまた育てようと思ってももう同じものはできないという特性を持っています。

なんだか不自然ですよね。
これは病害虫に強く、形も良くて収量も多いものに種が改良されてきた結果です。

農家さんも毎年毎年種を買わなければいけないので、種子メーカーが儲かる構図になっているわけです。

なので、もし安全な食べ物を自分で育てたいと思うのであれば、固定種や在来種と呼ばれる種の操作がされていないものから育てることをおすすめします。

それでも自分で育てるのが難しい場合は農家から直接買う

それでも今の暮らしだと現実的に自分で育てるのは難しいなぁという場合には無農薬や自然栽培で野菜を育ててくれている人たちから野菜や果物を買うという選択肢があります。

私も植え付けるタイミングの問題で、畑の野菜が取れない時期には積極的に無農薬や自然栽培の農家さんから野菜を買います。

ありがたいことに食べチョクポケットマルシェみたいなサービスを使えば無農薬栽培や自然栽培の農家さんはすぐに見つかります。

そうしたものを作っていただいている方には本当に頭が上がりません。

私は地域のファーマーズマーケットで出会った自然栽培の農家さんから直接買ったりもしています。

作りての方の顔を見て話もできると、この人から野菜を買いたいと思えるものですね。

慣行農法の農家さんを批判するのは違うと思う

よく農家の人に対して農薬を使うなということを訴える方もいますが、個人的にはそれはちょっと違うなと感じています。

自分で野菜を作ってわかったことは、無農薬で野菜を作るのは大変ということ。
大量生産にはむかないし、正直、商売にするには割に合わないだろうなと感じます。

自分が借りているたかだか30m2くらいの畑でさえも、虫との戦いや栽培がうまくいきません。。

農家の方が大量生産するために農薬の力を頼りたくなる気持ちがよくわかりました。

私達の意識も変える必要がある

スーパーに並べてもらえる野菜は形や大きさが整っていて、虫食いなどもないのが条件です。

しかも安くないと私達消費者は買わない、だったら農家の人は大量生産するしかないだろうと思いますよね。

そして、大量生産するには農薬の力を借りなきゃ難しい場面があるのだと察します。

安くて、形が良い野菜。
それは有機栽培や自然栽培ではなかなか難しいことです。

つまるところ農家を責める前に自分たちの野菜の買い方や選び方を考え直したほうがいいと最近は思うようになりました。

スーパーで売られている野菜に農薬がたくさん使われているのは、もともと自分たち消費者側にも原因があるわけです。

形が不揃いであっても、多少虫に食われていても、少し割高でも無農薬の野菜を買う人が増えれば、農家の人もそれを作ってくれるようになるのだと思います。

まあこれには農薬を作っている会社の既得権益の問題が絡んでくるので、実現するのは難しい流れだとは思いますが。

安心・安全な食べ物を作る力を身につけたい

自分が食べる全部をまかなえなくても、畑で取れたものが食卓に並ぶだけでとても幸せな気持ちになりますし事実本当に美味しい。

それはベランダのプランターからサラダの葉っぱやトマトが取れたりするだけでも同じです。

そんなわけで畑を始めてから、これからの時代、安心・安全な食べ物を食べていくためには少しでもいいから自分で自給自足できる力をつけていく必要があるということをひしひしと感じているわけでした。