自分が正しいと思っていても反対意見も必ずあります。
食や暮らしにおいても絶対の正解はありません。
ヴィーガン、ベジタリアン、フレキシタリアン、ファスティング、パレオなどいろんな食生活がありますが、どれかが絶対に正しいということもないと思います。
無添加や無農薬も正しい正しくないでは判断ですよね。
結論、正しい正しくないではなく、反対意見も理解した上で自分はどういう選択をしたいのかが明確であればいいのだと思います。
いろんな食や暮らしのスタイル
家畜の飼育環境の問題や残留農薬の問題、遺伝子組み換えや放射能汚染など私達の身の回りには何が正しい情報なのかわからないほど情報が溢れてます。
ヴィーガンの食生活スタイルに憧れる人もいれば、原始時代の食生活をお手本として穀物はあまり食べず果物やイモ類、ジビエなどの肉を積極的に食べる食スタイルを好む人もいます。
フルーツなどに含まれる果糖も悪だとする人もいれば良質な糖補給源だとする人もいる。
結果、それぞれの主張にそれぞれの根拠があり、何が正しいのかは誰もわからないと思います。
もちろん明らかにそれは極論だろというのはたくさんあると思いますけどね。
あふれる食や暮らしの情報

いまだかつてないほど情報が溢れていることが何がいいのかわからなくなる原因です。
そして専門家っぽい人でもいろいろと意見や主張が分かれていて、どれも正しそうな気がする。。
そこで考えるのをやめてしまうと何を選んでしまえばいいのかわからなくなってしまいますよね。
基本的に情報を集めるときにすべての局面において偏りのない情報収集は無理だと思います。
必ず偏りはできてしまう。
まずは自分がどういうライフスタイルを送りたいのかを考えるところから始めると良さそうです。
私はなるべく無添加なものや無農薬なものが好きなのでそういうものを好んで使っています。
別にそれが正しいとか正しくないとかではなく、自分がそういう物を選びたいから選んでいるという感覚です。
お肉も食べないわけじゃないけど、スーパーのお肉はあまり食べたくないので以前に比べるとだいぶ食べる量は減りました。
反対意見も聞いてみる

少し前にベストセラーになった「ファクトフルネス」の中で自分の反対意見を取り入れる重要性が説かれていました。
人は「世界はひとつの切り口で理解できる」と勘違いしてしまうことがあり、シンプルなものの見方にひかれやすい性質があるそうです。
自分が正しいと思っている世界の見方は実はデータの裏付けをみてみると違っていることはよくあるけれど、自分の見方に合わない情報から目を背けているとそれに気づくことができません。
自分とは反対の立ち位置の意見や見解を取り入れた上で判断しないと誤った世界の見方をしてしまうことが例としてあげられていました。
Twitterで意見の異なる人をフォローしたり、意見の合わない人の雑誌のコラムを読むということもそうですね。
食生活やライフスタイルもそうなのではないでしょうか。
大事なのは誰かが言っているからということではなく自分が選択しているという感覚で、自分の判断で納得のいくライフスタイルを選ぶということではないでしょうか。
食やライフスタイルのアップデート

食べるものやライフスタイルに悩んでいるときは、その時点で自分が納得したものを選びつつ、アップデートされていく情報を勉強し続けていくしかないと思います。
食や環境問題などで社会に警鐘を鳴らし続けている医師の内海聡氏も「日本人だけが知らない汚染食品~医者が教える食卓のこわい真実」の中で勉強し続けていくことが一番重要と述べています。
食や健康に関する情報を発信する人は基本的にそれぞれ自分が勉強してきた中でいいと思ったものを信じて行動して発信しています。
(そうじゃない人も一部いるのかもしれませんが。。)
勉強していく過程では自分がいいと思っている考え方の弱みも探したほうがより考え方が洗練されていくのかなと思います。
まとめ
結局何を食べるのが体にいいのかわからない。そう、それが正解な気がします。
ひとつの視点だけでは世界を理解できないと知ること。
ファクトフルネスでいう単純化思考にとらわれないように私も食やライフスタイルの勉強を続けて自分が納得できるものを選んでいこうと思います。