食事

何からできてる?食品添加物の想像を超える原料

一部の食品添加物は想像を超える原料からできています。

昨日食べたハムのピンク色は虫から抽出した着色料、チョコレートの表面のツヤツヤは虫の分泌物からできていると知ったらどう思いますか。

動物実験で安全が確認されているとしても、その原料を知って、自分たちの体に取りれたいと思うかどうかは別の問題だと思います。

想像を超える添加物の原料

「食品の裏側2」で掲載されていた想像もつかない添加物の原料について衝撃的だったので共有してみたいと思います。

原料添加物名(表示名)使用例・目的
カイガラムシ科
エンジムシ
コチニール色素(着色料)ハムのピンク色、飲料のオレンジ色
蚕のフン銅クロロフィル山菜、ガム(緑色)、抹茶がし
紅麹カビ紅麹色素カニカマ、紅色の食品
ラックカイガラムシメスの分泌物光沢剤、ガムベースチョコレートのつや、ガムの原料
おがくず・パルプCMC, カルボキシメチルセルロースナトリウムたれのとろみ、アイスクリームの粘り
リン鉱石、黄リン各種ポリリン酸ナトリウムハムの結着、漬物の変色防止、冷凍変性防止
コールタール、石油合成着色料:赤3号、黄4号など漬物ほか
バクテリアの排出物キサンタンガムドレッシングのとろみ、スープのとろみ
廃糖蜜+遺伝子組み換えバクテリアグルタミン酸ナトリウム、調味料(アミノ酸等)うま味調味料
金属チタン酸化チタン着色料(白)
鉄くず塩化第二鉄変色防止剤
砂糖+塩素ガススクラロース合成甘味料
動物の毛、羽毛L-システインアミノ酸

※出典:食品の裏側2 安部司 東洋経済新報社 2014

虫から抽出された色素

虫から抽出する色素で有名なコチニール色素は少し前までは普通に飲料に使われていたようです。

その中には私も昔よく飲むことがあった飲料も含まれていたので驚愕です。。

さらに2012年にはスターバックスのストロベリーフラペチーノにコチニール色素が使われていることが暴露され、ヴィーガンの団体がスターバックスに抗議するという騒動がありました。

動物をすりつぶして得られて色素を使うことで、間接的に動物性食品を摂取してしまうからです。

2012年当時抗議したヴィーガンの方たちのサイト(スターバックスとのやり取りが記録,英語)
http://www.thisdishisvegetarian.com/2012/03/beware-starbucks-soy-strawberries-creme.html

当時のニュース記事(abcNEWS : 英語)
https://abcnews.go.com/blogs/business/2012/03/starbuggs-strawberry-frappuccino-colored-by-insects

コチニール色素自体はアメリカの食品医薬品局(FDA)によって安全性が確認された添加物として、使用の認可がおりている添加物ですので法的には何ら問題ありません。

が、消費者側としてはあまり穏やかではないですよね。。

虫さんのエキスをたくさん飲むと思うと、いくら安全でも飲みたいと思えませんよね。

この騒動の後は植物由来の着色料(パプリカ由来など)に置き換わっているようです。

虫・バクテリアから排出された分泌物

その他にも、まだまだ想像を超える原材料の添加物があります。

ガムやチョコレートのつやつやした表面を出すのに使われる光沢剤はラックカイガラムシという虫の分泌物からつくられています。

ドレッシングなどにとろみをつけるためによく使われる増粘剤(キサンタンガム)もバクテリアの排出物からつくられています。

添加物は何からできているか知ろう

人体に害がないことは確認されていますが、原材料を知った上で添加物をとるとらないは私たち消費者の自由です。

パッケージ裏の原材料表示を見て、そこに記載されている添加物が何からできているものなのか、ということを知っておくと商品選びが少し変わるかもしれませんね。

1.食品の裏側  安部司 東洋経済新報社 2005
2.食品の裏側2 安部司 東洋経済新報社 2014
3. スターバックスに抗議したヴィーガンの方たちの記録(英語サイト):http://www.thisdishisvegetarian.com/2012/03/beware-starbucks-soy-strawberries-creme.html